こんにちは。姫路市伊伝居のみやび歯科クリニックの歯科衛生士の児玉です。
お祭りも終わり、お米の収穫をされていたり🌾
秋らしく感じる日々になってきましたね🍁
朝晩の冷え込みもありますが、みなさんいかがおすごしでしょうか?
巷では、風邪やインフルエンザも流行していると耳にしてます。
今日は、口からできる免疫力アップについてお話したいと思います。
みなさんは、呼吸はどのようにされていますか?
意識しなくてもできてしまうので、気づきにくいかもしれませんが
一度日常で、ご自身がどのように呼吸しているか確認してみましょう。
鼻から?口から?
正しい呼吸の仕方は、腹式呼吸です。
つまり、鼻から息を吸うこと!です。
上の図を参考にされて下さいね。
話をもとに戻しますね。口からできる免疫力アップについてですが、
この呼吸に仕方が大事になってきます。
口呼吸でなくて、鼻呼吸をしましょう。
私たちの体は元から神様からのプレゼントなのか
自然免疫があります。
口のことでいうと、唾液がその機能をもっています。
「口呼吸」がなぜよくないか、についていくつか理由をあげていきますね。
☆虫歯や歯周病、口臭の原因になります。
口で呼吸をすると、お口のなかが乾燥します。乾燥するということは、唾液の量が
お口の中に対して少なくなったり、唾液の流れが滞ってまんべんなく潤わなくなります。
唾液には、口の中の汚れを洗い流したり、細菌の増殖を防いだりなどの働きがあるので、
口呼吸になると、そのせっかくの免疫機能が弱まってしまいます。
☆ウイルス感染、風邪などにかかりやすくなる。
鼻には素晴らしいフィルターがついていますよね?
そう、鼻毛です!人間が作る空気清浄機よりも性能がよいかもです♪
鼻から息を吸うと空気中のウイルスや病原菌、アレルギー物質などを鼻毛や粘膜で
カットしてくれます。口から息を吸うとフィルターを通さずダイレクトに気道に
いってしまいます💦
怖いですね💦
せっかく自分の体が備えている鼻のフィルターをつかって息をしたいところです。
☆歯並びや顔貌に影響する。
特に成長途中であるお子様には、影響が大きいです。
口で呼吸をするということは、常に口がポカンとあいてしまっています。
すると、唇を閉じる筋肉の発達が弱くなり、より口を閉じにくくなり
口ポカンが普通の状態になりがちです。お子様の歯並びは、唇や頬の筋肉とも
かなり関係しています。口がずっとあいたままになっていると、歯が生え変わる時期
ですと、前歯が前に出やすくなってしまいます。そして姿勢にも関係していて
口があくことで、顎が前にでる形になり、全身へと影響します。
酸素の供給量も鼻呼吸に比べて減ってしまうので、脳への酸素の供給も不十分になり、
集中力が低下して、学習に影響がでる可能性もあります。
大人にも関係があります。
酸素供給が減ると代謝が落ちて痩せにくくなるそうです。
また、口呼吸でいちも口がポカンとあいていると
顔の筋肉は衰えていきます。
口を閉じて、鼻で息を吸う、それだけでもアンチエイジングかもしれませんね♡
空気も乾燥してきました。体に潤いは必要です♪
全身の健康は口から始まるといっても過言ではないかも♪
もし、お口の中が少し粘りを感じておられたら、
お口の中が乾燥によって細菌が増えているサインかもしれません。
サインを感じておられる方は、ぜひ一度お口のクリーニングに
起こしくださいね♡
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