定期的なメンテナンスが当たり前の時代

日本で歯医者は「むし歯になってから行くところ」というイメージが強いですが、スウェーデンやアメリカなどの先進国では、定期的な歯のメンテナンスは当たり前です。 予防歯科先進国であるスウェーデンでは、80歳でほとんどの人が20本以上の歯が残っていますが、日本では50%ほどの人しか残っていないというデータもあります。(参考:厚生労働省 平成28年歯科疾患実態調査) 歯が悪くなってから行くという考えは、古いと言っても過言ではないでしょう。
口内環境を整えることで健康に

また近年の研究では、口内の健康を保つことが健康寿命を長くすることにつながるという結果がでています。 特に歯周病は心臓疾患・脳血管疾患などの原因にもなるといわれており、歯周病予防が病気のリスクを下げることにもつながるのです。 むし歯や歯周病などによって歯を失うと、生活の質が下がってしまうだけでなく、体の健康を損なうことにもなるため、予防歯科を行うことはとても大切です。 歯が悪くなってからでは、歯を抜いたり削ったりする治療が必要になります。 ご自身の大切な歯を守るために、歯医者での定期的なメンテナンスを始めましょう。